胡蝶蘭をもう一度咲かせよう!
まだまだ日中は残暑は厳しいですが、夜間は冷え込むようになってきました。
そこで、これからの季節に備えて花がしおれた胡蝶蘭をもう一度楽しむ方法をお伝えします!
結論から述べると、温再開花には「株の体力」「温度」「光」「水やり」などの条件を整えることが大切です。
株が元気か確認しよう
花芽を伸ばして花を咲かせるには、多くのエネルギーが必要です。弱っている株に無理をさせると、花芽が出ないだけでなく、株そのものがさらに衰えてしまうことがあります。
まずは、次の点を確認しましょう。
・葉に厚みと張りがある
・緑色の健康な葉が3枚以上ある
・新しい葉や根が伸びている
・根に緑色や白色の健康な部分がある
・株元に腐れや異臭がない
葉がしわしわになっている、根の多くが黒く腐っている、葉が次々と黄色くなるといった場合は、花を咲かせることより株の回復を優先しましょう。
花芽を出すポイントは温度管理

胡蝶蘭の花芽形成には、夏の暑さが落ち着いた環境が必要です。
家庭では、秋頃の気温が20℃前後まで下がる、明るく風通しのよい場所で管理すると、花芽が動き始めやすくなります。20℃程度の穏やかな低温を20~40日間続けることが、ひとつの目安です。
ただし、花芽を出したいからといって、寒い屋外に出しっぱなしにするのは危険です。
胡蝶蘭は熱帯・亜熱帯を原産とする植物で、強い寒さを苦手とします。特に夜間の屋外は、室温より大幅に冷え込むことがあります。
最低温度は15℃程度を目安にし、少なくとも10℃を下回るような場所は避けましょう。寒冷地や冬の住宅では、夜になったら窓から離すなどの対策が必要です。
温度計を株の近くに置くと、実際の温度を確認しやすくなります。
花芽が出てからは暖かい場所に移し、生育を促進させてあげましょう。
花芽を出すには光も必要
胡蝶蘭は強い直射日光を嫌いますが、暗い場所では十分に光合成できません。花を咲かせるエネルギーを蓄えるためには、やわらかな光が必要です。
室内では、レースカーテン越しに光が入る窓辺が適しています。
葉が濃い緑色になり、長期間新しい葉や花芽が出ない場合は、光が不足している可能性があります。
水やりの頻度
花芽を出したいからといって、水を多く与えても開花が早まるわけではありません。過剰な水やりは、むしろ根腐れの原因になる可能性があります。
水苔やバークの内部まで乾いたことを確認してから、鉢底から水が流れるまでたっぷりと与えます。受け皿や鉢カバーにたまった水は、そのままにせず捨てましょう。
水やりの間隔は、季節や植え込み材によって変わります。
何日に1回と決めるより、鉢の中が乾いているかを見て判断することが大切です。
花芽が出ないときのチェックポイント
数週間から数か月待っても花芽が出ないときは、次の点を確認しましょう。
・秋になっても日中の温度が高すぎないか
・一日中暖房の効いた場所に置いていないか
・室内が暗すぎないか
・葉や健康な根が十分にあるか
・株が開花できる大きさまで育っているか
条件を整えても、すぐに花芽が現れるとは限りません。株が弱っている年は、花を咲かせず、葉や根を育てることにエネルギーを使う場合もあります。
そのようなときは無理に開花させず、次の生育期に健康な株を作ることを目標にしましょう。











